オペラ無駄話 category

知っていても誰にも褒められないし世の中に何の役にも立たない、オペラのトリヴィア集

【Bohème:Vol.8】Berlingaccioのおご馳走

春になったら別れましょうといったミミとロドルフォ。実際に別れてしばらくして、自分の死期を悟ったミミが懐かしいロドルフォの屋根裏部屋に戻ってきます。その少し前、また4人のボヘミアン達がいつものようにふざけ合っています。その時に言ったマルチェッロのセリフ、ベルリンガッチョ?なにそれ???

【Bohème:Vol.7】ペントハウス貸します

「ペントハウス」っていうととても豪華で素敵な響きがありますね。まあ、平たく言って、屋根裏部屋のことなんですが、それでもこの言葉には、赤毛のアンではないけれど、ちょっとばかりの憧れを持ってしまうのですが…… ヨーロッパでは、あまりロマンチックなばかりのものではないようです。

【愛の妙薬】Money! Money! Gold?

Money!Money!Moneyで「ゼッキーノ」「リラ」「スクーディ」という貨幣単位が出てきましたが、はて、実際のところどのくらいの価値があったのでしょうか?20スクーディあれば、兵役の支度金となり、1ゼッキーノあれば、実演販売員がソワソワし、3リラあれば、万能薬(出どころ不明の多分栄養剤)が手に入る。

【愛の妙薬】Money! Money! Money!

オペラの中でも神話の時代をテーマとしたオペラや英雄譚以外、特に近代以降のお話を扱っているイタリアのオペラには、案外とお金の話が出てきます。椿姫でも、ボエームでも登場人物達がお金について悩んだり話したりしています。もちろん、『愛の妙薬』の世界の皆さんも、案外お金の話ばかりしているように思えます。そして、そこに出てくるお金が結構ややこしいこと!

【Turandot:Vol.6】なんで東へ逃げたかな?

北京まで、延々と歩いて旅をしてきたティムールとリュー。西に向かって逃げていけばもっともっと便利がよくね?ちょっと南へ逃れれば現在のジョージア、西へ逃れれば、今こそは大変なことになってはいますが、その当時はロシアもまだまとまってはいない時代です。ぜんっぜん問題なく逃れられたんではないでしょうか?

【Traviata:Vol.5】称号な貴族のみなさん

オペラの中には、よく色々な貴族の称号や、身分を明確にしているものがあります。例えば、『椿姫(LaTraviata)』では、少なくとも、侯爵(ドビニー)、男爵(ドフォール)、子爵(ガストン)の3人の貴族が登場しています。 原作とは違うところがあり、そして、それぞれの称号が、とてつもなく趣深いものだなあ、と感じることがありましたので、それも合わせて貴族というものをちょっとまとめて見ましょうか。

【Traviata:Vol.4】高級娼婦の系図

椿姫という物語は高級娼婦という女性が主役となっています。フランスではクルティザンヌ、イタリアではコルティジャーナ。彼女たちは日本の花魁とは似て非なる、それでも特別な存在といえます。 ところで、高級娼婦の文化は人類史上3回のみ発生しているそうです。