
オペラなんか無くったって、ちゃんと世界は回って行くし、実際そんなに必要じゃないかもしれないけれど、無駄なものほど面白い。
そんなオペラの、更に役にもたたない無駄知識。だけれど、ちょっと知ってれば、もっと面白くなりそうな事を集めてみました。
オペラをみたことのある人もない人も、ぜひ、このどうしようもなく面白くて悲しくて切なくて、そして華やかな世界を楽しんでください。と、のんびり気長に更新しております。
新着記事
- 【Turandot:Vol.7】ピン・ポン・パンは4人だった?TURANDOTには、ピン・ポン・パンの三人の狂言回しキャラクターが登場しますね。プロローグの「もじもじする大臣たち」に、ちょっとだけ顔を出している三人です。今回は、こちらの三大臣のお話をいたしましょう。
- 【Turandot:Vol.6】なんで東へ逃げたかな?【TURANDOT:VOL.2】そもそもティムール達って、一体どこからきたの?で、ティムールとリューの二人は、アストラハン(Astracan)という、カザフスタンの西、カスピ海にほど近い地域より現在の列車で7日以上(まあ […]
- 【Traviata:Vol.5】称号な貴族のみなさんオペラの中には、よく色々な貴族の称号や、身分を明確にしているものがあります。例えば、『椿姫(La Traviata)』では、少なくとも、侯爵(ドビニー)、男爵(ドフォール)、子爵(ガストン)の3人の貴族が登場しています。 […]
- 【Traviata:Vol.4】高級娼婦の系図なんだかずっとクルティザンヌにこだわっているようなんで恐縮ですが。 かのオペラ研究家、故永竹先生が書かれたご本で『オペラになった高級娼婦〜椿姫とは誰か〜』というものがあります。その中で先生は高級娼婦文化は人類史上3回のみ […]
- 【Traviata:Vol.3】ルイルイ♪は「太陽の金貨」鹿島茂さんという方の「馬車が買いたい! (白水社 ) 」と言う本があります。 当時の生活ぶりを、「ゴリオ爺さん」や「レ・ミゼラブル」等の登場人物を通して解き明かしていてとても面白いです。 フランスではどの時代でも生活水準 […]
あらすじ部
オペラ無駄話
ヴェルディ
- 【Traviata:Vol.1】ドゥミ・モンドのこと
- 【Traviata:Vol.2】クルティザンヌのこと
- 【Traviata:Vol.3】ルイルイ♪は「太陽の金貨」
- 【Traviata:Vol.4】高級娼婦の系図
プッチーニ:Boheme
- 【Boheme:プロローグ】若者よ、恋なんかしてる場合じゃない!
- 【Boheme:Vol.1】はじまりは、4月8日
- 【Boheme:Vol.2】カフェ・モミュスに行こう!
- 【Boheme:Vol.3】ボヘミアンな名前物語
プッチーニ:Turandot
- 【Turandot:プロローグ】もじもじする大臣たち
- 【Turandot:Vol.1】君の名は
- 【Turandot:Vol.2】そもそもティムール達って、一体どこからきたの?
- 【Turandot:Vol3.】リュー、強い子泣かない子。
オペレッタ
- 【こうもり:プロローグ】De Noël à Paris♪JシュトラウスIIの傑作オペレッタ。「こうもり」原作ではパリのクリスマスが舞台でした。 それがいつの間にか大晦日の大騒ぎになったのには ちょっとした秘密があったのです。